緑内障(目の病気・症状の基礎知識)

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緑内障

緑内障という病気を聞いたことがありますか?

 白内障は聞いたことがあっても緑内障は知らないという方もいらっしゃるでしょう。白内障と緑内障、よく似た名前ですが全く違う病気です。そこでまずは緑内障についてご紹介しましょう。

 緑内障とは視神経に異常が起きて視野が狭くなっていく病気です。

 目は房水という眼球を満たす体液によって角膜や水晶体に栄養分を供給しているのですが、同時に房水は眼圧を一定に保つ働きをしています。

 緑内障はこの房水が供給されなくなることで眼圧が上がり、そのため視野を失う病気。一度失ってしまった視野は二度と回復することがないため完全な失明にもつながりかねない大変恐ろしい病気です。

 また自覚症状があまりないまま末期症状に至ってしまうことが多い病気でもあります。

 緑内障に限らず視野が狭くなる視野狭窄に気づきにくいのは、人間の目は左右が別々に物を見ているのではなくお互いに補い合って見ているのと、欠けている部分を見やすくなるよう無意識に目を動かしているからです。

 視野狭窄に気づいたのが写真を撮るためにファインダーをのぞいたときなど、片目で物を見るときが多いのはそのためです。

 緑内障にはいくつかの種類がありますが、大きく分けると急性型閉塞隅角緑内障、慢性型閉塞隅角緑内障、開放隅角緑内障の3つになります。

 急性型は房水の排出部分である隅角が何らかの理由で急に塞がり、それによって眼圧が急上昇することで発生します。激しい頭痛や吐き気を伴うことから脳内出血などと誤診されることもありますが、処置が遅れると失明する危険もあります。

 これとは対照的に慢性型では隅角が部分的に塞がっていたり徐々に詰まっていったりして、緩やかに眼圧が上がっていきます。徐々に視野狭窄が進行するため気づきにくいのが特徴です。

 開放隅角緑内障は緑内障の90%を占めるといわれており、徐々に視野狭窄が進行するため自覚症状があまりないことが特徴です。

 眼圧は正常にも関わらず視野狭窄が進行する正常眼圧緑内障という日本人に多い緑内障も開放隅角緑内障に分類されます。

 薬や外科手術、レーザー手術などにより眼圧を下げる治療が行われますが、一度失った視野は二度と回復しないので何といっても早期発見が大切。できるだけ早く緑内障を発見して、少しでも早く視野狭窄の進行を食い止めなくてはいけません。

 健康診断のときには必ず眼科で診察を受けましょう。

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